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執筆者の写真suzunaseikotuin

保険施術と自費施術

更新日:2022年11月28日

保険を使える施術、使えない施術についてお話ししたいと思います。


保険の取扱いについて、厚生労働省のサイトには、このように表記されています。 


🔹保険を使えるのはどんなとき

整骨院や接骨院で骨折、脱臼、打撲及び捻挫(いわゆる肉ばなれを含む。)の施術を受けた場合に保険の対象になります。

なお、骨折及び脱臼については、緊急の場合を除き、あらかじめ医師の同意を得ることが必要です。

🔹治療をうけるときの注意

単なる肩こり、筋肉疲労などに対する施術は保険の対象になりません。このような症状で施術を受けた場合は、全額自己負担になります。



少し前まで「整骨院だと保険が使えるから施術費が安い。」と言われていました。

私達柔道整復師にとって、患者さんが違和感や痛みを訴えればそこを施術するのは当たり前。


肩こりと思っていても、使い過ぎによる筋肉や軟部組織の損傷がみられることがあります。

保険を使えるから安いのではなく、適切に施術をするから保険が使えたのです。


単に肩こりであるかどうかは、お話を伺い、患部をみてみないと判断できないことがあります。捻挫や筋挫傷があれば保険適用になります。


では、産前産後の腰の痛みはどうでしょう?


産前でも産後でも、捻ったりぶつけたり、何か原因がある時には保険が使えます。


ただ、産前のケガはお腹の赤ちゃんへの心配がありますので通院先の産科に連絡し、指示を仰いだほうが安心です。


妊娠出産に伴い徐々に出てきた痛みに保険適用は難しいので、

不定愁訴と考えて自費と考えていただければと思います。


自費は高いと考えてしまうかもしれませんが、産前産後にぎっくり腰になる方もおられます。


そうなってからの損失のほうが大きいです。


考えてみましょう。動けなければ、育児も家事も仕事もできません。

自分一人がぎっくり腰になるのとは背負うものが全く違います。


日頃のケアは大切です。妊活前からのケアはもっと大切です。


痛みは、身体からの🆘サイン。 

保険が使えるぐらいの痛みは赤信号にサイレンがけたたましく鳴っている状態。


こうなってからでは回復に時間とお金がかかり、出来ないことに心的ストレスがかかり、コスパ最悪。


日頃の疲れや違和感を早めに除いてあげませんか?より良い日常を送ることができますよ。


すずな整骨院 鈴木七重





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